毎日ちゃんと水やりしているのに、植物が枯れてしまった!ということはありませんか?
私は植物に毎日水をあげていたら、どんどん元気がなくなっていって、そのまま枯れさせてしまった
経験があります。
そこでよく調べたところ、なんと水やりは、たくさんあげすぎても駄目だということが分かりました。
このコラムでは、水やりについて
の4つに分けて、それぞれ説明していきたいと思います!
今回は、
1.なぜ水をやりすぎては駄目なのか?
の記事になります。
今回のお話:なぜ水をやりすぎては駄目なのか?の目次
理由その1 植物は根で呼吸している!
「水をやりすぎている!」と言われても、では具体的に、どれくらいあげたらやりすぎなのか、どこからが適量なのか、分かりませんよね。
ここで大事なのは、「土は、常に湿っていたら駄目」ということです。植物は、空気中の酸素を吸収するために、乾いた状態の土も必要とします。
土が乾燥していると、根に空気が触れ、酸素を吸収できます。しかし、土が水で湿っていると空気は吸収できず、それが長時間続くと、根がちっ息してしまいます。
つまり土は、湿っている状態と、乾燥している状態に、繰り返し変化させる必要があるのです。
理由その2 水はバイキンが繁殖しやすい!
ペットボトルの水をそのままにしておくと、水が腐って、カビなどが増殖してしまいますよね。これは、土でも同じことが言えます。
土の中に常に同じ水が留まっていると、様々な雑菌や病原菌、ウイルスが増殖してしまうのです。
水が常にいっぱいだと、ただでさえ酸素不足で弱った根に、ウイルスの攻撃まで受けてしまいます。結果、根は耐えられずに腐ってしまうのです。
これで、「水のやりすぎは駄目だ」と言われる理由が分かりました。
私も「もっと早くに知っていれば...」と思いましたが、知れば知るほど植物を健康に育てられる秘訣が、水やりです!
せっかくですから水やりについての知識を深め、より健康に、お気に入りの植物を育てましょう!
どれだけ乾かせばいいの?
ここまで読んでくださった方は、きっと「水のやりすぎは駄目だけど、具体的にどうすればいいの?」「土を乾かす必要があるのは分かったけど、乾かしすぎたら枯れちゃうよ」と思われたかと思います。
まずはこの疑問を、簡単にですが解消しましょう。目安として、一般的には「土の表面が乾燥したら」水やりすれば大丈夫です。
しかし、例外もあります。外国の草花の多くは乾燥ぎみを好む傾向があり、また多肉植物は更に乾燥を好むので、より土を乾燥させてから、水やりする必要があります。
また、土質や季節によっても水を必要とする程度は変わります。これらの要素を考慮しながら、水やりを行う必要があるのです。
こうした、より具体的な水やり方法は、
次回2.植物によって、必要な水分量は違う
から詳しくお話ししたいと思います!
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