おしゃれな空間を演出したいときに植物はおすすめの存在です。多肉植物は室内でも簡単に育てられるので、人気があります。個性的な見た目が可愛らしい多肉植物について、ご紹介します。
多肉植物とはどのようなもの?
多肉植物とは、簡潔にいうと「葉や茎などに水を蓄えられる植物」になります。一口に多肉植物といってもその形状は様々です。葉がふっくらとプニプニしていたり、棘がたくさん付いていたり、石のような形状など、多肉植物に分類される植物には多くの種類が存在します。
多肉植物は乾燥に非常に強いのが特徴で、原産地は南アフリカや中央アフリカ、マダガスカル、メキシコといった乾燥地帯です。アロエやサボテンも多肉植物に分類されます。
ただし、サボテンだけでも数多くの種類が存在するため、園芸店や通販サイトなどでは多肉植物とサボテンを区別して紹介することも多いです。
四季折々に見頃を迎える多肉植物
多肉植物は種類ごとに成長期が異なり、四季折々に見頃を迎えます。春・秋に見頃を迎える種類を「春秋型」、夏場が見頃の「夏型」、冬場のものを「冬型」と分類します。
まず「春秋型」には、「セネキオ」という粒状の葉が真珠のネックレスのように連なった珍しい形状の植物があります。別名「グリーンネックレス」とも呼ばれます。
次に「夏型」として挙げられる「カランコエ」は、通販サイトや園芸店でもよく見かける種類です。葉がふわふわしたものからギザギザしたものまで、形状も豊富にあります。ピンクや黄色、オレンジなど、色鮮やかな花を咲かせるものが多いです。
「冬型」には、変わった生態を持つ「リトープス」があります。その特徴は脱皮をすることです。また、色や形がたくさんあることから、「生きた宝石」とも呼ばれています。
多肉植物を元気に育てるには
多肉植物は中南米や南アフリカの砂漠・海岸などの乾燥地帯が原産の植物なので、強い日差しを好みます。そのため、健康に育てるためには屋外に置き、たっぷりと日光浴をさせてあげましょう。
また、多肉植物には多種多様な種類が存在します。種類によって必要な水分量や日光の当たり方が異なりますので、寄せ植えを楽しむ場合は「同じ属性の仲間同士」を選ぶことがポイントです。そして害虫の被害を予防するには、風通しの良い場所で管理することが重要です。害虫は乾燥を好むものが多いので、乾燥のし過ぎにも注意を払いましょう。
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