【品種特徴】
ドリナリア クエルシフォリアは、アジア・オセアニア・アフリカの熱帯雨林に自生しているシダ植物です。
一見枯れたように見える葉は、シールド(泥除け葉、ネストリーフ)と呼ばれています。
落葉を貯めて自らの栄養としたり、貯水したりといった役割を果たしています。
比較的耐陰性があるため、あまり日当たりのよくない場所でもしっかり育ってくれます。


学名：Drynaria quercifolia
タイプ：ウラボシ科ハカマウラボシ属 非耐寒性着生植物
原産地：インド、中国南部など
耐寒性：弱い(10℃まで)
耐暑性：強い

【育て方】

■日当たり・置き場所
寒さに弱く、湿気のある水はけの良い土壌を好みます。
室内の、暖房やクーラーの風が直接当たらない場所で、管理してください。
レースのカーテン越しの半日陰で、水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと、下皿に溜まった水はその都度捨ててください。

■用土
着生植物ですので、水はけの良い土壌を好みます。
市販の観葉植物用の用土を使用するか、赤玉土小粒6、腐葉土3、ピートモス1の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
春?夏の生育期には、土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るくらいたっぷりと与えてください。
高温多湿を好むので、全体が湿るように霧吹きも行ってください。
冬は乾燥気味に管理するため、控えめにします。
土の表面が乾いて2～3日してから、水やりしてください。
与える水の量はそのままで、水やりの間隔を長く取ってください。

■肥料
多くの肥料は必要ありません。
成長期の春～秋は、置き肥の緩効性肥料か、液体肥料を適量施してください。
化成肥料を使うことで、コバエの発生を抑えることができます。

■病害虫
ハダニ、アブラムシ、カイガラムシなどに注意しましょう。

■植え替え
4月下旬～6月が植え替えの適期です。
根が回り、株が大きくなったら一回り大きな鉢に植え替えてください。
2?3年に1回が目安です。

【お読みください】
造花ではありません。生きている観葉植物です。
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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