ヤツデは、日本固有の植物です。
古来より演技の良い・または魔除けの植物として親しまれてきました。
葉が特徴的で、「テングノウチワ」の異名通り、天狗が持つ団扇のような大きな葉が魅力的です。

そんなヤツデの葉に斑が入ったものが、このツムギシボリです。
斑はクリーム色で明るく、霜が降り落ちたような模様を描きます。
直射日光は苦手で、その分日陰を好みますので、お庭の暗い場所に植えると、明るい斑入りの大きな葉が、周囲を明るく照らしてくれます。
そのため、庭植え、シェードガーデン、鉢植えなど、様々な形で楽しむことができます。
日本に自生するだけあって、非常に育てやすく、高温湿度の環境でも元気に育ちます。
育てやすく、初心者の方にもオススメです。
※ヤツデの葉には「ヤツデサポニン」という有毒成分が含まれており、昔は殺虫剤として、また生薬として「八角金盤(ハッカクキンバン)」の名で広く使われてきました。
小さなお子様やペットが誤って口に入れないよう、注意してください。

学名：atsia japonica spp.
タイプ：ウコギ科ヤツデ属 耐寒性常緑低木
原産地：日本
開花期：10～11月頃
花色：白色
草丈：2～3m
耐暑性：強い
耐寒性：-5℃まで

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】
■日当たり
半日陰を好み、1日に2～3時間ほど日が当たる環境が理想です。
湿気と日陰に強い反面、感想や寒風を嫌うため、西日や風が強く当たる場所は避けてください。

■用土
市販の草花用の培養土か、赤玉土6、腐葉土4の割合で配合したものが良いでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。
特に夏は乾燥して枯れやすいので、水切れに注意してください。

■肥料
基本的に肥料は必要ありません。
葉の色が黄色くなってきたら、2～3月に寒肥として油かすなどの有機肥料か、緩効性の化成肥料を適量施してください。

■病害虫
ヤツデサポニンという有毒成分を持つため、害虫はあまりつきません。
しかし乾燥すると、カイガラムシがつくことがあります。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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