茶色い縁取りが入った葉は「うちわ」のような形をしており、葉肉は革のようにしっかりした質感で、それが四方に均一に展開しています。
まるで陶器の飾り物のようにも見える整った葉姿が魅力的です。

また、苺のようにランナーを伸ばして子株を増やす、ユニークな生態を有しています。
葉の根本からランナーという細長い茎を出し、その先には小さい葉をつけた子株が生えています。
その子株の重みで茎が地面についたら、そこから根を出して定着します。
手間なく勝手に増えていくので、多肉植物を殖やしてみたい方、徐々にお庭や屋内を賑やかにしたい方にもオススメです。

学名：Kalanchoesynsepala
タイプ：ベンケイソウ科カランコエ属半耐寒性多肉植物
原産地：マダガスカル
草丈：約40cm
耐寒性：5℃まで
耐暑性：強い(高温多湿には弱い)

【育て方】
■日当たり・置き場所
春から秋にかけて、日当たりと風通しの良い場所で管理しましょう。
夏場の直射日光は苦手ですので、真夏は屋外でも、半日陰の風通しの良い場所で管理しましょう。
耐寒性は5℃までですので、冬場は屋内の日当たりの良い場所で管理します。

■用土
通気性の良い土壌を好みます。
多肉植物用培養土を使用するか、赤玉土中粒5、腐葉土3、ピートモス2の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
多肉植物ですので、乾燥気味に管理してください。
春～秋が生育期ですので、その時期は土が乾いたら水をたっぷりあげて下さい。
一方で、秋から冬にかけて徐々に水やりの量を減らし、冬は断水気味に管理しましょう。
冬場は葉肉の様子を見ながら、土を濡らす程度に時折水やりしましょう。

■肥料
基本的に必要ありません。
使用する培養土に肥料が含まれていない場合は、春と秋に液体肥料か、置き肥の緩効性肥料を控えめに施しましょう。
肥料が多すぎると肥料やけを起こしますので、施す量には注意しましょう。

■植え替え
2年に1回のペースで、新しい用土を使って、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

■ふやし方
ランナーが生え、その先にある子株が育ってきたら適期です。
地植えの場合はそのまま放置しておくと、土に定着してそのまま育っていきます。
鉢植えの場合は、古株を切り外して、別の鉢に植え付けましょう。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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