【ブルーベリーについて】
ブルーベリーは、収穫と観賞の両方が楽しめます。
春には鈴のような白い花が咲き、冬には葉が美しい紅葉へと変わります。
季節の移り変わりを楽しむことができるだけでなく、美味しい実も収穫できるため、ブルーベリーは庭に欠かせない樹木です。
たいていのブルーベリーは1本でも実がなりますが、たくさん実らせたいなら、異なる品種を近くに植えるとよいでしょう。
ブルーベリーの実には、アントシアニンという目に良いとされる成分が含まれています。

【ミスティーの特徴】
収穫量が非常に多く、実も大きく生長する点が最大の魅力です。
実は、ブルーベリーの香りが強く、酸味が楽しめるフレッシュな味わいです。
樹高も1.5mまでとちょうど良い高さに生長するので、庭木にピッタリです。
もぎたてのブルーベリーは、市販のものとは鮮度が違います。
家庭菜園でしか味わえない新鮮な美味しさを、ぜひ味わってください。
少し病気に弱い、デリケートな品種になります。
【サザンハイブッシュ系の特徴】
サザン(南部)とあるように、温暖地に適しています。
実が美味しい品種が多く、新品種もよく作出される系統です。

【概要】
学名：Vacciniumdarrowii'Misty'
タイプ：ツツジ科スノキ属耐寒性半常緑低木
系統：サザンハイブッシュ系
開花時期：3月末～4月末
収穫時期：5月末～7月中旬頃
果実の大きさ：中大粒18～19mm
平均糖度：11～13度
結実年数：1～2年
花色：白
樹高：1.0～1.5m
自家結実性：弱い(一応実が付くが、サザンハイブッシュ系の別品種を近くに植えることで、収穫量があがります)
耐寒性：普通
耐暑性：強い

【育て方】

■日当たり・置き場所
冷涼な気候を好みます。
通常は日当たりのよい場所で管理しますが、夏場は直射日光の当らない、涼しい半日陰で管理してください。
西日が当たる場合、西日が木影で隠れるようにするなど、遮る工夫をすると良いでしょう。

■植え付け時期
年中植付け可能ですが、9月中旬～12月上旬の秋植えか、3月から5月頃の春に植えるのが最適です。
暖地では、真冬に植え付けしても大丈夫です。
寒冷地の場合は、春の植え付けをおすすめします。

■用土
ブルーベリーは酸性(pH4.5～pH5.2目安)で、有機質に富んだふかふかな土壌を好みます。
市販のブルーベリー専用培養土を使用するか、ピートモス2、鹿沼土1の割合で配合されたものがよいでしょう。

■水やり
春から夏にかけては、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりしてください。
夏場の乾燥は、果実がしぼんで落ちてしまう原因になりますのでご注意ください。

冬場は、鉢土の表面が乾いたら軽く与える程度にとどめてください。
冬になり落葉すると、ほとんど水は欲しがらなくなるので、土が乾きにくくなります。
土が乾かないままに水を与えると根腐れの原因となりますので、土や樹の状態を見ながら水を与えてください。

■肥料
3月と収穫後に、ブルーベリー用の肥料（果樹用肥料等）を施してください。
また12～2月に、寒肥として有機配合肥料などを施してください。

■剪定
剪定で花芽を制限することで、樹を大きくすることができます。
特に本種は非常に花芽が多いので、幼木のうちは、花芽を摘み取るか剪定を行い、樹そのものを生長させましょう。
植え付けて3～4年経つと、樹全体が混み合うので、不要な枝を剪定してください。
適期は1～2月の冬の休眠期と、8～9月の夏です。
冬の剪定はしっかり剪定し、夏は込み合った枝を切除し、風通しを良くする目的で行います。

■病害虫
病気は灰色かび病や赤色輪点病、バルデンシア葉枯病に、害虫はコウモリガ、ハマキムシ、イラガ、カイガラムシなどに注意してください。
病気には比較的弱い方なので、注意して観察する必要があります。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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