【うりふたつシリーズについて】
うりふたつシリーズは、1本の苗で2種類の野菜が楽しめる、ハイブリッド接木苗です。
小スペースの家庭菜園や、ベランダなどの限られたスペースでも、多様な野菜を同時に楽しむことが出来ないかという事でタキイ種苗が開発し「うりふたつ」シリーズが誕生しました。
タキイ種苗の長年の経験と確かな技術で出来た接木苗は、1つの苗だけで、2種類の野菜が楽しめます！

本品種は、キュウリの「夏すずみ」と、カボチャの「ほっこり姫」が出来ます。

【夏すずみの特徴】
耐病性があり、べと病・うどんこ病に強い夏秋キュウリのロングセラー品種です。
高温乾燥の続く盛夏期でも栽培が安定し、収穫量の波が少なく、秀品率が高いのが特徴です。
果色は濃緑でテリがあり、平均果長は21～22cmで、曲がりが少なく、クズ果の発生も少ない、育てやすい品種です。

【ほっこり姫の特徴】
手のひらサイズのミニカボチャで、果重は700g前後になります。
肉厚で過食部分が多く、高粉質で、決めの細かい肉質と強い甘みがあるのが特徴です。
果皮は濃緑地に灰色の斑が入り、扁円の果形となります。

【※出荷タイミングにより、苗の大きさは多少大きくなったり小さくなったりしますが、生育に問題が無い苗を選んで出荷します。植物ですので多少の葉傷み等がある場合もございます】

【育て方】

20L以上の大型プランターに、肥料入りの園芸培土を入れて、全体に浸みこむようにたっぷり水を与えます。
支柱とネットを設置して、プランターの中心に苗を植えて、少し水を与えてあげましょう。

定植直後は水を控えめにして、表面が乾くようなら適宜水やりをして下さい。
夏すずみは、親づるを支柱の高さまで伸ばします。
ほっこり姫は、親づるを本葉5枚以上残して摘心し、元気な子づるを2本伸ばします。

夏すずみは、親づるを支柱の高さまで伸びたら摘心します。
夏すずみの親づるや子づるから、雌花が咲き始めて収穫できるようになり、同時にほっこり姫の子づる2本を、支柱の高さまで伸ばしていきます。
肥料が必要になりますので、キュウリの収穫毎に肥効が落ちないように適宜追肥を行ってください。

ほっこり姫の小づる2本が、支柱の高さまで伸びたなら摘心します。
それまでに雌花が咲いてきますので、人工授粉を行って2果程度を着果させるようにし、最終的には3～4果の着果を目指します。
着果して、ほっこり姫が太るまでは、キュウリの収穫は一休みになります。

それまでに夏すずみは、10本程度収穫可能です。
夏すずみの草勢が落ちないよう(葉の黄化)に様子を見ながら追肥を行ってください。

ほっこり姫の収穫が終われば、ほっこり姫の根元を切り取り、夏すずみだけの栽培に切り替えます。
草勢が弱っていますので、しっかりと追肥を行い、再び収穫できる草勢に戻してあげましょう。
時期にもよりますが、再び10本以上の収穫も可能です。

【注意点】
必ず2つの穂木を伸ばしてください。
2つの品種間で、初期育成の差が出ることがありますが、品種特性ですので、問題はありません。

【お読みください】
葉に斑点症状が出る場合がありますが、気温が不安定な時期に発生する生理障害ですので、問題ありません。
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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