虫除けの木として名高い、ニームの木(ミラクルニーム)です。
この木にはアザディラクチンという成分が含まれており、これには昆虫の脱皮や変態といった成長を阻害する作用があると言われています。

この苗のどこを食べても苦く、葉を食べた無視は食欲がなくなり餓死するとも言われており、原産地のインドでは、畑を囲むように、ニームの木が植えられています。
また、剪定した枝を防虫剤代わりにタンスに入れたり、葉は乾燥させて入浴剤、煮出して虫除けとしても使われています。
実の油を抽出したものを「ニームオイル」、そのしぼりかすは「ニームケーキ」と呼ばれ、農業分野では害虫対策や、土壌改良材としても活用されるなど幅広く利用されている、便利な植物です。

学名：Azadirachtaindica
タイプ：センダン科インドセンダン属半耐寒性常緑高木
原産地：インド
別名：虫避けの木、印度栴檀(インドセンダン)
開花時期：1～4月
樹高：20m以上(剪定で高さを調節できます)
耐寒性：5℃まで
耐暑性：強い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
日光を好みます。
春から秋にかけては、屋外の日当たりの良い場所で管理してください。
秋に入り、外気温が10℃を下回ったら、室内に移動させてください。

■用土
乾燥を好み、水はけの良い土壌を好みます。
市販の観葉植物用の培養土を使用するか、赤玉土小粒7、腐葉土3の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
乾燥を好むほうなので、多湿にならないように注意しましょう。
冬になると落葉することがありますが、苗は生きています。
水の吸収量が減るので水は控えめに、土が乾いてから2～3日後に水やりをしましょう。

■肥料
春から秋の生長期にかけて、2ヶ月に1回のペースで、固形の緩効性肥料を施してください。
冬に肥料が残らないよう、注意してください。

■剪定
6～7月が適期で、ある程度の強い剪定にも耐えることができます。
大きく育てたい場合は、剪定は樹形を整える程度に留めましょう。
こんもりと葉を茂らせたい場合は、強く剪定して脇芽を出させましょう。

■病害虫
目立った病害虫はありません。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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