グレビレアは、主にオーストラリアに約250種が分布する常緑低木です。
オーストラリア産の植物は、「オージープランツ」とまとめられるように、ユニークで美しい姿形が人気を博しています。

グレビレア・イルミナは、生長すると銀色に色変わりする葉が魅力です。
他のグレビレアも銀色がかった葉を持つものもありますが、イルミナほど強いものはなかなかなく、そのためよく目立ちます。
冬になると真っ赤な花をつけるのですが、銀色の葉に囲まれて咲く赤花は、モノクロ写真に赤色だけが浮かんだような、上品かつ洗練された美しさを備えています。
また、樹高が約1mと比較的低木で、そのまま鉢植えでも、ロックガーデンなどにしても楽しめます。
丈夫で育てやすく、初心者の方にもオススメです。

学名：Grevillea'Poorindaillumina'
タイプ：ヤマモガシ科グレヴィレア属半耐寒性常緑中低木
原産地：オーストラリア
別名：プーリンダ・イルミナ
開花時期：冬～春頃
草丈：約1m
耐寒性：-5℃まで
耐暑性：強い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当たりの良い場所を好みます。
地植えは関東地方以南の太平洋側から可能です。
耐寒性はそこまで高くないので、冬場は根本を腐葉土などでマルチングし、防寒対策を行ってください。
寒い地域では、鉢植えのまま育て、冬場は室内で管理してください。

■用土
水はけの良い、中性～弱酸性の土壌を好みます。
市販の山野草用培養土を使用するか、赤玉土4、腐葉土3、鹿沼土3の割合で配合したものがよいでしょう。

■水やり
乾燥に強いイメージがありますが、水切れには弱いのでご注意ください。
過湿は好まず、比較的ドライな環境を好みますので、梅雨時は気を付けて下さい。
夏場は、極度の乾燥にもならず、過湿にもならないよう、水やりの量を調節する必要があります。

■越冬方法
関東以南の暖地では、冬期に霜除け等をすれば、戸外で越冬します。
温暖地以外では鉢植えにして、冬は室内窓辺などに取り込みます。
冬が厳しい地域でも、春から秋までは戸外でも大丈夫です。

■肥料
やせ地で育つ植物のため、肥料の与えすぎは生育障害につながります。
生育期の春と秋に、少量の肥料を施して下さい。
この際、リン酸成分の多い肥料の使用は控えてください。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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