カシミヤバイオレットは、花が咲いたような葉形と、葉色の美しいグラデーションが人気の品種です。
葉色は中央が緑～黄で、外側は赤茶～紫色になります。

紅葉すると、外側の赤茶～紫の葉色が内側に向かって増えていき、また印象の違った美しい草姿を見せます。
幹立ちして、上に伸びるように育ちます。
乾燥によく耐え、手入れが少なくても育つため、初心者の方にもおすすめです。

学名：Aeonium cv. 'Cashmere violet'
タイプ：ベンケイソウ科アエオニウム属
原産地：カナリヤ諸島
別名：Velour (ベロア)
生育タイプ：春秋型
耐寒性：強い(-1℃)
耐暑性：普通

【※商品の特性上、背丈・形・大きさ等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございます】

【育て方】

■日当たり・置き場所
風通しと日当たりが良い場所で管理します。
半日陰でも育てられますが、日当たりが良い方が、葉が美しくなり、徒長もしにくくなります。
ただし、真夏の強い日差しに当たると、葉焼けをおこす場合がありますので、半日陰に移動しましょう。

■水やり
季節ごとに水やりを変えます。
春・秋：土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいたっぷりと水やりをします。
梅雨：半月に1回ほど与えます。夏に向けて、水やりの頻度は減らします。
夏：休眠期間です。断水を心がけてください。葉がしぼんできたら、気温の低い夕方に、土の表面が濡れる程度に水やりしてください。
冬：半月から1ヶ月に一度、土の表面が濡れる程度に水やりします。一週間以上土が湿っていると、根腐れの原因となります。注意してください。

■用土
用土は、水はけのよいものを使いましょう。
また、植え付け後すぐに水やりをすると、根腐れの原因となるので、水やりは植え付け後7～10日経過してから行いましょう。

地植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで、水はけの良い環境を作ります。
水はけの悪い土地の場合は、さらにパーライトや川砂などを混ぜたり、高植えにするなどの対策を施しましょう。
鉢植えの場合は、市販の多肉植物の土などで問題なく育ちます。

■肥料
基本的に不要です。

■病害虫
アブラムシ・カイガラムシ・ハダニなどに注意してください。
花芽や、新芽など柔らかいところは、被害を受けやすいので特に気をつけてください。

■増やし方
適期は3～5月、10～11月で、挿し木がおすすめです。葉挿しは難しいです。
挿し木：茎が伸びてしまった株を剪定し、切った茎を土に挿します。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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