桂紅葉(カツラモミジ)は、葉がギザギザになっている鋸歯(のこぎりば)と、葉の縁に斑が入る覆輪斑(ふくりんふ)が特徴の品種です。 
芽出し時は、オレンジと赤の中間色の橙紅色(とうこうしょく)で、葉色の黄色とのコントラストがとても美しいです。 
若枝も橙紅色で美しい品種です。 
葉色は、春は黄色、夏はグリーン、秋は紅色に紅葉します。 
もみじは、秋の美しく紅葉するイメージが強いですが、春の葉も美しく、四季折々の変化が楽しい植物です。 
強健で育てやすいので、庭木、盆栽、鉢植え、シンボルツリーなど様々なシーンで利用されています。 

学名：Acer palmatum 
タイプ：ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属 耐寒性落葉中高木 
別名：紅葉(モミジ)・楓(カエデ) 
特徴：鋸歯・覆輪斑 
系統：イロハモミジ系 
樹高：3～5m 
耐寒性：強 
耐暑性：強 
栽培適地：北海道南部以南の日本全国 
日照：日向または半日陰むき 

【※落葉樹ですので晩秋から春の間は、落葉した状態でお届けします。商品の特性上、背丈・形・大きさ等、植物には個体差がありますが、同規格のものを送らせて頂いております。また、植物ですので多少の枯れ込みやキズ等がある場合もございます。予めご了承下さい】 

【育て方】 

■日当たり・置き場所 
日当りが良い場所で管理します。 
ただし、強すぎる日差し(特に西日)は、葉焼けをしたり、葉が乾燥して縮れてしまうので、注意します。 
鉢植えの場合は、夏場は半日陰の風通しの良い場所での管理が好ましいです。 

■水やり 
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から溢れ出るぐらいたっぷり与えます。 
夏場は、乾燥しやすいので、朝と夕方にするのと、葉の乾燥を防ぐために、葉にも水をかけましょう。 
地植えの場合は、土質や種類にもよりますが、基本的には雨が当たる場所では雨にまかせて、雨が降らない場合は、土が乾いたら与えてください。 

■用土 
肥沃で水はけが良く、保水性の良い土壌を好みます。 
赤玉土(小粒)をベースに、腐葉土と黒土を混合(目安：赤玉土7、腐葉土1、黒土2)して植えつけます。 

■肥料 
落葉後すぐに、油かすや骨粉などの有機質肥料か、緩効性化成肥料を、株のまわりに溝を掘って肥料を埋めていきましょう。 
鉢植えの場合は、土の表面に施します。 

■病害虫 
害虫：アブラムシ、テッポウムシに気をつけます。 
特にテッポウムシは、枝や幹の中を食べてしまい致命的になりますので、地面におがくずが出ていないかチェックしましょう。 

病気：うどんこ病、すす病に気をつけます。日当たり、風通しをよくするようにします。 

■植え替え 
適期は10～11月、2月です。 
2～3年に1度、一回り大きい鉢に植え替えましょう。 

■剪定 
適期は、落葉後の11月下旬～12月下旬です。 
徒長枝や込み枝、からみ枝などを剪定します。 

【お読みください】 
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。 
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。 
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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