パイナップルは、観葉植物として栽培されているアナナスの仲間で、また、代表的な熱帯果樹の一つです。
茎の先端に大きな果実をつけ、苗を植えつけて1年半から2年で収穫できます。
ホワイトパイナップルは、台湾産の「ミルクパイン」の近縁種と言われており、シルキーパイナップルと言われています。
冬場は室内に取り込めば実の収穫が可能です。
果肉は白っぽくて糖度は約23度と高く、果肉の筋が柔らかいので中の芯まで食べられます。
※実にはトゲがありますので、収穫などの際には軍手などをして怪我を予防してください。
※出荷時期により、葉だけの状態で出荷します。実付きのご指定はできません。


学名：Ananas comosus
タイプ：パイナップル科アナナス属 多年草
開花時期：5月
露地栽培収穫時期：8月から9月頃
果重：2.5kg～3kg
成長時の樹高：1.2m
耐寒温度：-2℃
生育適温：24～30℃程度

【パイナップルの収穫について】
パイナップルは一度実がなった茎にはもう生りません。それは同じ仲間のアナナスと同じです。
その茎はもう成長しませんが脇の下の方から新しい芽が何本か伸びてきて実をつけることになります。
パイナップルの産地の畑ではそのまま植えかえず5～6年同じ株から収穫するようですが、鉢栽培では成長する空間に限界があるので脇芽がある程度大きくなったら鉢から抜いて親木から切り離して新しく鉢に終えつけて育てます。
残った親木は捨てて下さい。アナナスと同じ育て方になります。

※出荷タイミングにより、苗の大きさは多少大きくなったり小さくなったりしますが、生育に問題が無い苗を選んで出荷します。植物ですので多少の葉傷み等がある場合もございますが、あらかじめ、ご了承下さい。

【育て方】

■日当たり・置き場所
日光がよく当たる場所を好みます。
日光が不足すると軟弱気味になり、果実も小さくなるので注意します。

■水やり
過湿にすると根腐れを起こすことがあります。
鉢土が乾いてから水やりをしますが、果実がなっているときは十分与えるようにしてください。

■肥料
春から秋にかけての成長期に、チッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、リン酸がやや多めの化成肥料を規定量置き肥します。

■病害虫
病気：特にありません。

害虫：カイガラムシ
乾燥した室内では、カイガラムシが発生することがあるので注意します。

■用土(鉢植え)
清潔な用土が適します。市販の培養土で大丈夫です。

■植え替え
子株が多くなってしまった株は、株分けを兼ねて春から夏ごろに植え替えを行います。

■ふやし方
さし木：5月から7月に、果実の上部にあるクラウン(冠芽)をさし木すると容易に活着し、苗をふやすことができます。
軍手をはめてしっかりと持ち、回転させながら引っ張ると簡単に分離させることができます。
分離したクラウンは、鹿沼土などの用土にさします。
さし床は、半日陰で用土をやや乾かし気味にし、葉水を与えて湿度を保つようにして管理します。

■枯れ葉取り
枯れた下葉はそのままだと長期間残って見苦しいので、とげなどに気をつけながら切り取るとよいでしょう。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。 ご了承ください。

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