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イチジクは育てやすい果樹として人気ですが、夏の管理次第で
収穫量が大きく変わることをご存知でしょうか。
この記事では、イチジクの「夏果」と「秋果」の違いから、収穫を増やすための夏の摘芯(芯止め)、注意したい病害虫まで解説します。
イチジクの「夏果」と「秋果」の違い
イチジクの実は、前年の枝にできる
夏果と、その年に伸びた新しい枝にできる
秋果の2種類があります。
品種によって夏果専用・秋果専用・両方収穫できる兼用種があり、家庭で人気の「ドーフィン」などは夏果・秋果ともに収穫できる兼用種です。
夏の管理は、主に
秋果の収穫量を左右するため、この時期の手入れがとても重要になります。
収穫量を増やす夏の摘芯(芯止め)
その年に伸びた新梢が
1m前後まで伸びてきたら、先端の芽を摘み取る「
摘芯(芯止め)」を行います。
先端を止めることで、株の栄養が伸びる方向ではなく
すでについている実に集まるようになり、実が大きく育ちやすくなります。
目安として
7月下旬〜8月上旬頃、これ以上伸びた枝の実は秋までに熟しにくくなるため、このタイミングで芯止めをしておくと効率よく収穫できます。
夏の水やり・追肥のポイント
イチジクは比較的乾燥に強い果樹ですが、実が育つ時期に水切れを起こすと
実割れや
落果の原因になります。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと、地植えの場合も極端に乾燥する時期は水やりを行いましょう。
追肥は実がつき始めた頃から
2〜3週に1回程度、株の様子を見ながら少量ずつ施すのがおすすめです。
注意したい害虫・病気
イチジクの大敵は、幹の中に入り込んで木を弱らせる
カミキリムシの幼虫です。
株元におがくずのようなふんが落ちていたら食害のサインなので、早めに対処しましょう。
また、高温多湿の時期は
そうか病など葉の病気も出やすくなります。混み合った枝葉を整理し、風通しを良くしておくことが予防につながります。
まとめとよくある質問
イチジクの夏の管理は、
摘芯で栄養を実に集中させることと、
水切れ・害虫対策が大きなポイントです。
夏の一手間が、秋の甘い実りにつながります。
Q. 摘芯はどの枝にも必要ですか?
A. 特に勢いよく伸びている新梢に行います。すでに実つきが良く伸びが穏やかな枝は、無理に切らなくても問題ありません。
Q. カミキリムシに入られたらどうすればいいですか?
A. ふんを見つけた穴に針金を差し込んで幼虫を駆除するか、専用の殺虫剤を注入する方法があります。早期発見が重要です。
Q. 実が割れてしまうのはなぜですか?
A. 主な原因は水分量の急な変化です。乾燥が続いた後に大雨や大量の水やりを行うと実割れしやすくなるため、水やりは一定量を心がけましょう。
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