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はじめに

タマリロとはどんな果樹?

タマリロはナス科ナス属の常緑低木で、「トマトの木」や「ツリートマト」とも呼ばれる珍しい果樹です。
成長が早く、丈夫な性質を持つため、初心者でも比較的簡単に育てられます。
自宅で新鮮な珍しいフルーツを収穫できる喜びは格別です。

原産地・特徴・品種

タマリロの原産地は南米のラパス・ボリビア高地です。
そのため、熱帯果樹でありながら比較的寒さに強く、耐寒性はマイナス5℃くらいまでとされています。
しかし、日本の冬の寒さや霜には注意が必要です。
樹高は2〜3mに成長し、ベランダ栽培の場合は8号以上の鉢が推奨されています。
自家結実性なので、1本でも実を付けます。

品種としては、果実の色によって主に赤色と黄色のタマリロがあります。
赤色のタマリロは市場でよく見られ、黄色のタマリロは風味が優れているため保存食に適していると言われています。

栄養や味、食べ方もチェック

タマリロの果実は2〜8cmの長卵形で、トマトに似た見た目をしています。
味はパッションフルーツ、トマト、キウイフルーツを合わせたようなピリッとした風味が特徴です。
熟すと酸味が和らぎ、甘みが増します。ビタミン類や食物繊維も豊富に含まれています。

食べ方としては、皮は食べづらいため、スプーンですくって果肉を食べたり、湯がいて皮を取り除いたりするのが一般的です。
砂糖を加えてジャムにしたり、ヨーグルトと合わせたりするのもおすすめです。
サラダや煮込み料理にも利用できます。

タマリロの栽培準備

苗・種のどちらから始める?

タマリロは苗からでも種からでも栽培を始められます。
初心者は苗から育てたほうが成功しやくすおすすめです!

▼ITANSEのタマリロ苗
トマトの木(タマリロ)の苗 【果樹の苗 12cmポット 果樹自根苗】

■苗から始める場合
比較的早く実の収穫が期待できます。
販売されている苗はトマトの苗に似ていますが、葉の形が丸いのが特徴です。

■種から始める場合
発芽適温は20~30℃で、桜が咲く頃の3~6月が種まきの目安です。
種をまく前に24時間水に浸し、土は1cm程度被せましょう。
種まき用の培養土とトマト専用土をブレンドして使うのも良い方法です。
発芽までには4〜6日かかることもあります。

適した土や鉢、場所の選び方

■土
水はけが良く、肥沃な土壌を好みます。
市販の野菜用培養土や、赤玉土などを混ぜた排水性の良い土が適しています。
連作障害があるので、ナス科の植物を育てた土は避けましょう。

■鉢
鉢植えで育てる場合、成長が早いため、8号以上の大きな鉢を選ぶことで枝がよく伸び、収穫量も増えます。
根が浅く張る性質があるので、安定させるためにも大きな鉢が望ましいです。

■場所
日当たりの良い場所を好みます。
ただし、夏場の強い西日は苦手なので、夏は遮光ネットを使用したり、建物の影になる場所に移動させたりするなどの対策が必要です。
根が浅いため強風に弱いため、風の当たらない場所や、支柱でしっかりと固定できる場所を選びましょう。

日本の住宅事情とベランダ・庭でのポイント

日本の住宅事情を考慮すると、鉢植えでの栽培が一般的です。

■ベランダ栽培
日当たりと風通しが良い場所を選び、大型の鉢に植え付けます。
強風で倒れないように支柱を立て、必要に応じて移動できる配置を考えましょう。
若苗のうちは冬は室内管理がおすすめです。

庭での栽培
地植えにすると樹高が最大6mにもなる可能性があります。
コンパクトに育てたい場合は、剪定を積極的に行うことが重要です。
西日を避けられる場所を選び、根元のマルチングで乾燥対策と防風対策を行いましょう。

日常管理と実を収穫するまで

水やり、施肥、支柱立て

■水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
特に夏場は乾きやすいので、水やりの回数を増やしましょう。
水切れはストレスの原因となるため、注意が必要です。
冬場は地上部が枯れても根は生きているため、土を完全に乾燥させない程度に水を与えます。

■施肥
生育中は月に1回化成肥料を与え、追肥として月に2回程度液肥を施します。
窒素肥料は控えめにし、花が咲き始めたら定期的に液肥を与えると良いでしょう。

■支柱立て
タマリロは成長が早く、枝が折れやすい性質があります。
特に根が浅く張るため、強風で倒れやすいので、苗が小さいうちから支柱を立ててしっかりと固定しましょう。
実がたくさん付き始めると重みで枝が折れることもあるため、追加の支柱や吊るすなどの対策も有効です。

開花・受粉・結実のポイント

タマリロは自家結実性があり、1本で実を付けます。

■開花
6月頃にピンクがかった白い花を咲かせます。
1つのクラスターに10〜50個の花が咲き、そのうち1〜6個が実になります。

■受粉
花は通常、自家受粉しますが、虫を引き寄せる香りを持ち、他家受粉の方が結実が良いとされています。
風が完全に遮断される場所では、受粉に悪影響が出る可能性があるので、適度な風通しを確保するか、人工授粉も検討しましょう。

■結実
発芽から1年半から2年で結実し始め、翌年からは安定して収穫が期待できます。

収穫の適期と実の見分け方

タマリロの収穫期は8〜10月です。

■見分け方
果皮が赤く色づいたら収穫の目安です。
色づき始めてからさらに3ヶ月ほどかかる場合もあります。
完熟するまで樹上で待つとより甘みが増しますが、鳥害や落下にも注意が必要です。

■収穫方法
実が同時に熟すわけではないので、色づいたものから順次収穫します。
茎を付けたまま収穫することで、鮮度を保ちやすくなります。

コンパクトに実を付ける剪定方法

剪定のタイミングとやり方

タマリロは樹高が6mほどになることもあるため、日本の住宅環境で育てるには定期的な剪定が不可欠です。

■剪定のタイミング
基本的には春先(3月〜4月)に行います。
冬越しで葉が落ちたり傷んだりした後に、新しい枝の成長を促す目的で行います。
また、収穫後にも剪定を行い、来年の準備をします。

■剪定のやり方

高さの調整
苗木が高さ1m程度になったら、株元から20〜30cmの高さで主幹を剪定し、枝分かれを促します。

樹形を整える
上に向かって伸びすぎないように、杯状(開帳形)に剪定していくと、収穫がしやすくなります。
根が浅いため、台風対策としては、一文字やX字に仕立てて支柱で固定するのも有効です。

古い枝の除去
毎年、実を付けた古い枝は剪定し、新しい枝に実が付くように促します。
これにより、果実が外縁に集中するのを防ぎ、風害も受けにくくなります。

葉の処理
タマリロは葉が大きく茂るため、果実に日光を当てるためや、風通しを良くするために適宜、葉を処理することも大切です。

樹形を整えて省スペース栽培

鉢植えでタマリロをコンパクトに育てるには、剪定で樹高を低く保つことが重要です。
主幹を早めに剪定して脇芽を多く出すことで、横に広がる樹形を作り、省スペースでの栽培が可能になります。
また、定期的な切り戻し剪定で、木全体の大きさをコントロールしましょう。

強く育てて収穫量UPを目指すコツ

■適切な剪定
毎年適切な剪定を行うことで、新しい枝の発生を促し、翌年の収穫量を増やすことができます。

■肥料の管理
生育期には定期的な施肥を行い、栄養をしっかり与えることで、株が強く育ち、多くの実を付けます。

■根の健康
根が浅いため、水はけの良い土壌と適切な水やりで根腐れを防ぎ、健康な根を維持することが収穫量アップにつながります。
根詰まりを防ぐため、定期的な鉢増し(植え替え)も検討しましょう。

病害虫・トラブル対策

日本の冬での注意点と室内管理

タマリロは熱帯果樹ですが、比較的寒さに強く、-5℃程度まで耐えることができます。しかし、日本の冬の厳しい寒さや霜には注意が必要です。

■鉢植えの場合
最低気温が15℃を下回るようになったら、室内の明るい窓辺に移動させます。
室温が低いと茎が黒ずんで枯れることがあるため、暖かい場所で管理しましょう。
霜が降りる季節になる前に、枝を切り詰めて室内に入れると良いでしょう。

■暖地での冬越し
温暖な地域であれば、鉢植えのまま南向きの軒下などで冬越しできる場合もあります。
その際も、霜や北風を避ける工夫が必要です。

■地植えの場合
地植えで冬越しを試みる場合は、株元にマルチング(落ち葉や腐葉土など)を厚く敷き、不織布などで木全体を覆うなどの防寒対策が不可欠です。
ただし、日本の冬の寒さによっては枯れてしまう可能性もあります。

マルチ・カバーや切り戻しで乗り切るコツ

■マルチング
株元のマルチングは、冬の寒さ対策だけでなく、夏場の乾燥対策にも有効です。腐葉土などが適しています。

■カバー
冬の夜間や特に冷え込む日には、不織布やビニールなどで覆い、保温に努めましょう。

■切り戻し
冬越し前には思い切って枝を切り戻すことで、株への負担を減らし、室内に取り込みやすくなります。
地上部が枯れても根が生きていれば、春に新芽が出てくることがあります。

夏場の暑さ・乾燥対策

タマリロは暑さに強いとされていますが、極端な乾燥には弱いです。

■水やり
真夏は土が乾きやすいので、水やりの回数を増やす必要があります。

■遮光
強い西日は葉焼けの原因になることがあるため、遮光ネットを利用したり、日陰に移動させたりして対策しましょう。

■マルチング
株元をマルチングすることで、土の乾燥を防ぎ、地温の上昇を抑える効果も期待できます。

よくある病気・害虫とその予防法

■害虫
アブラムシやコナジラミが付きやすいとされています。
定期的に葉の裏などを確認し、見つけ次第、早期に駆除しましょう。
無農薬栽培を目指す場合は、手で取り除くか、牛乳スプレーなどを試してみてください。
状況に応じて登録農薬の使用も検討します。

■病気
土壌の排水性が悪いと根腐れを起こしやすくなります。
また、室内での冬越し中に茎が黒ずむ症状が見られることがあります。
これは寒さや過湿が原因であることが多いため、風通しを良くし、適切な水やりを心がけましょう。
黒ずんだ部分は早めにカットすることで、進行を防げる場合があります。

■予防法
日頃から株の状態をよく観察し、風通しと日当たりを確保することが、病害虫予防の基本です。

実が付かない・枯れる原因と対処法

  • 実が付かない原因

    • 株の若さ:植え付けから1年目は実が付きにくいことがあります。2年目以降の結実が一般的です。

    • 受粉不足:風通しが悪く、虫が少ない環境では受粉がうまくいかないことがあります。人工授粉を試してみましょう。

    • 栄養不足または過多:窒素肥料が多いと葉ばかり茂り、花や実が付きにくくなることがあります。
                リン酸やカリウムをバランス良く与えましょう。

    • 日照不足:日当たりの悪い場所では花芽が付きにくくなります。

  • 枯れる原因

    • 寒さ:日本の冬の寒さ、特に霜に当たると地上部が枯れてしまうことがあります。
         冬越し対策が不十分だと枯死に至ることも。

    • 水やり過多/不足:水のやりすぎによる根腐れや、水不足による乾燥ストレスで枯れることがあります。

    • 病害虫:深刻な病害虫の被害により、株が弱って枯れることがあります。

  • 対処法

    • 上記の対策を参考に、環境の見直しと適切な管理を行いましょう。
      枯れてしまったように見えても、根が生き残っていれば春に新芽を出すこともあります。
      諦めずに水やりを続けて様子を見ましょう。

タマリロをもっと楽しむ&まとめ

インテリアグリーンや珍しい果物としての魅力

タマリロは、その大きな葉と異国情緒あふれる果実で、インテリアグリーンとしても楽しめます。
特に鉢植えでコンパクトに仕立てれば、ベランダやお庭を彩るアクセントになります。
また、スーパーではなかなか見かけない珍しい果物であるため、収穫の喜びはもちろん、話題作りにも一役買ってくれるでしょう。

収穫後の保存・食べ方アイデア

収穫したタマリロは、完熟させてから冷蔵庫で保存すると長持ちします。

  • 生食:半分に切ってスプーンですくってそのまま食べたり、ヨーグルトやアイスクリームに添えたりする。

  • 加工品

    • ジャム:砂糖と一緒に煮詰めてジャムにする。

    • ソース:煮込み料理のソースやチャツネに加工する。

    • サラダ:薄切りにしてサラダの彩りに加える。

  • 冷凍:皮を剥いて果肉を冷凍保存し、スムージーやシャーベットに利用することもできます。

初心者でもできる!タマリロ栽培のポイント振り返り

  • 苗からのスタートがおすすめ:初心者でも早く実を楽しめます。

  • 鉢植えでコンパクトに:日本の住宅事情に合わせて8号以上の鉢で育て、冬は室内へ。

  • 水はけの良い土と日当たり:基本的な環境を整えることが成功の鍵。

  • 剪定で樹形をコントロール:実付きを良くし、管理しやすい大きさを保つ。

  • 冬越し対策は念入りに:日本の冬の寒さから株を守る。

実を楽しむ家庭果樹生活のすすめ

タマリロは、少し手間をかけることで、自宅で珍しい果実を収穫できる喜びを与えてくれる魅力的な果樹です。
実の収穫はもちろん、成長していく様子を観察するのも家庭菜園の醍醐味の一つ。
ぜひ、タマリロ栽培に挑戦して、実りのある家庭果樹生活を楽しんでみてください。

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