ローズマリーの属名Rosmarinusは「海のしずく」を意味します。
元来、海岸に自生する植物なので、塩害がある地域でもおすすめです。
またヨーロッパでは、教会、死者、生者を悪魔から守る神秘的な力を持つといわれていました。
キリスト教以前のヨーロッパで祝典や結婚式、葬儀に用いられたとされ、「変わらぬ愛」や「貞節」の象徴とされ、その生育はキリストの生涯を象徴し、多くの伝説で聖母マリアと結びついています。
また、ローズマリーには、ロスマリン酸をはじめとするポリフェノールが豊富に含まれており、さまざまな効能が期待されています。
保存や殺菌、口臭予防のためにも力を発揮します。
ビタミンやカリウムを含み、体の内側からも「若返りハーブ」と称される働きを期待できます。
血管を強くし、血行をうながし、消化機能を高めることで新陳代謝を促進する効果も期待できます。
ローズマリーティーは爽やかな芳香を放ち、頭をスッキリと目覚めさせてくれる刺激があります。
肌をひきしめるのでシャンプーやリンス、化粧品にも使われ、化粧水にはハンガリー王女にまつわる若返りの有名な話もあるそうです。
料理においては、肉や魚料理の臭みを消す役目を果たします。
肉、魚介、ジャガイモを使った料理に葉を表面につけて調理することで、風味付けだけでなく酸化防止や脂肪分の消化を助ける効果があると言われています。
【使い方いろいろ】
・フレッシュハーブティー
・肉・魚料理
(チキンがおすすめ!)
・ローズマリーポテト
・ドライハーブ
・チンキ
・バスハーブ
・ポプリ
・ハーブリース
また、ローズマリーはコンパニオンプランツ! セージ、キャベツ、ニンジン、マメ類の近くに植えると、モンシロチョウ、ヨトウムシの防除に効果があると言われています。
ローズマリー モーツァルトブルー
ローズマリーの中で最も濃いブルーの花で知られています。
半立性なので、鉢植えでも地植えでも扱いやすく、何といっても非常に濃いブルーの花が魅力です。
葉は濃い緑色で光沢があります。
ローズマリー・モーツアルトブルーは、カルフォルニア州のサンノゼの南西にある人口3万人強の高級住宅地街ロス・ガトスの育種園で誕生したと言われています。
エド・カーマン(Ed Carman)とその娘のナンシー・シュラム(Nancy Schramm)によって育てられました。
カーマンは、アメリカ西部園芸協会の創設者の一人であり苗木栽培業、園芸家として著名で、ローズマリー・モーツアルトブルーの名前は、彼らの保育園があったモーツアルト通りの名前からとったそうです。
ローズマリー マジョルカピンク
ローズマリーマジョルカピンクは立性で、少し藤色がかった桃色の花を咲かせます。
花つきのよい品種で、夏以外はよく花を咲かせてくれます。
しなやかに伸びる枝に濃い緑の葉は小さく短い葉を密生させ、丈夫でよく茂ります。
葉が密についているのでリースに最適です。
丈夫で育てやすいですが耐寒性はローズマリーの他品種に比べやや劣り、その代わり耐暑性があります。
太平洋沿岸や温暖地での栽培に向きます。
花は料理の飾りつけに使うのもよいでしょう。
ローズマリー トスカーナブルー
名前の通り、イタリアのトスカーナ地方で見られるローズマリーです。
料理に適したローズマリーと言えばトスカーナブルーが有名です。
枝は直立して伸び幅広いしっかりとした葉で葉色は少し明るい緑色です。
生育が早く、寒さにも強く育てやすいです。
花色は淡い青色の花を咲かせます。
花の最盛期は春先で、夏はほとんど花がつきません。
ローズマリー コリンガムイングラム
半ほふく性でよく伸びる枝に濃い緑色の肉厚のある葉が特徴です。
また、花も大き目で濃い青紫色の花を咲かせます。
コリンガムイングラムは、薬用・料理・ティー・染色・クラフト・ガーデニングなど色々と楽しめるローズマリーです。
肉、魚介、ジャガイモを使った料理に葉を表面につけて調理をしたり、風味付けだけでなく酸化防止や脂肪分の消化を助ける効果があると言われています。
ハーブティーにして飲むと頭をすっきりさせる効果があります。
他には、肌をひきしめる効果があるのでシャンプーやリンス、化粧品にも使われ、化粧水にはハンガリー王女にまつわる若返りの有名な話もあります。
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