ふわふわとした黄色いトゲに、ウサギのようなシルエットが可愛い多肉植物です。
トゲは毛のように細く、等間隔についているので、まるで水玉模様のような趣があります。

サボテンの中でも丈夫で、育てやすく、更に増やしやすい、これから多肉植物を育てる初心者にピッタリの品種です。
近親種として、白いトゲを持つ「バニーカクタス(白桃扇)」という品種もあります。

学名：Opntia microdasys
タイプ：サボテン科オプンチア属 多肉植物
原産地：メキシコ
別名：ウチワサボテン、キンエボシ
開花時期：7～9月
花色：淡い黄色
草丈：約15cm
耐寒性：0℃まで
耐暑性：強い

【育て方】

■日当たり・置き場所
日当たりと風通しの良い環境を好みます。
春と秋は屋内で管理し、よく日に当てましょう。
夏場は強い日差しを避け、半日陰に移動させましょう。
冬は基本的には室内で管理してください。
氷点下を下回らないような温かい地域では、そのまま屋内に置くことができます。

■用土
市販の多肉植物用培養土を使用してください。

■水やり
・春、秋
土がよく乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。
目安は1週間に1度程度です。
多湿にならないように注意しましょう。

・夏
35℃以上から生長が鈍化しますので、春、秋よりも控えめに水をあげてください。

・冬
休眠期に入るので、水やりはほとんど必要ありません。
1ヶ月に1度ほど、土の表面が濡れる程度に水やりしましょう。

■肥料
肥料は基本的になくても大丈夫です。
生長を促進させたい、締まった株にしたい場合は、春と秋に、薄めた液肥を2周間に1度のペースで施してください。

■剪定
生長すると、親株から子株(葉)が出てきて、見苦しくなります。
普通のサボテンは葉の途中で切り落としますが、本種は親株と子株の境目を切り落としましょう。
手でつかんでひねることで、分離させることができます。
この際、切り落とした子株は、そのまま葉挿しにしてふやすことができます。

■ふやし方
下記の方法で、ふやすことができます。
・水分を含んだ子株を選び、根本からひねって分離させる。
・風通しの良い場所で、半日ほど乾燥させる。
・乾いた用土を使って、葉が3割ほど埋まるように植える。
・明るい室内、または直射日光が当たらない屋外に置く
・2周間ほどで発根するので、水やりを行う

■病害虫
病気はさび病に、害虫はカイガラムシなどに注意してください。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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